管理番号 | 新品 :85624364 | 発売日 | 2025/04/26 | 定価 | 8,000円 | 型番 | 85624364 | ||
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相応の経年劣化がありますが、記章・箱ともに比較的きれいな状態と考えております。気が付きました傷などは写真に掲載していますが(箱の隅に1箇所小さな欠けあり)これ以外にも細かな傷などございますことを承知いただいて上で購入をお願いたします。
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日清戦争(明治二十七年~二十八年)の従軍記章です
制定法令:明治二十七八年従軍記章条例(明治28年10月9日勅令第143号)
授与対象:日清戦争での大本営従属者、戦地で軍務に従事した陸海軍人・軍属および文官・従軍看護婦
種印製作:池田隆雄
材料 :清軍より接収した大砲の地金(銅)
意匠 章:黒色宝珠形
表面は菊の紋章の下に陸軍連隊旗と海軍軍艦旗が交叉
裏面は“従軍記章”の文字を“明治二十七・八年”が取り巻く
鈕:銅の飾版 刻印なし
綬:幅1寸2分 中央が白色、両縁を緑色
授与総数:およそ24万個
当時の日本は明治維新を経て国力を蓄え、清と競う形で朝鮮への影響力拡大に努めていました。日清戦争は、朝鮮国内の東学党の乱が発端となり、事態収拾のため日清両国が出兵したことから始まりました。日本は約24万人、清は約63万人を動員。これだけの兵力差があったものの、装備や訓練で勝る日本軍は黄海海戦で清の北洋艦隊を破り、陸戦では平壌や旅順を制圧して快進撃を続けました。ついには1895年4月、下関条約を締結し、清は朝鮮の独立、日本に遼東半島・台湾・澎湖諸島の割譲と、賠償金の支払いを承諾しましたが、ロシア、フランス、ドイツの外交圧力により遼東半島の返還を余儀なくされました(三国干渉)。これ以降、日本はロシアを仮想敵国とみなし、続く日露戦争への大きなターニングポイントになりました。
この従軍記章には証書が添えられ、従軍者の戦時中の役割や勇敢さが讃えられる機会となりました。この記章は後の戦争従軍記章のモデルとなり、日本の軍事栄誉制度の発展に影響を与えました。
種類···国産鉱物
種類···日本軍
カテゴリー | ホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > コレクション |
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商品の状態 | やや傷や汚れあり |